本日はなんと、レビュー0件(私調べ)の「Ibn el-Qunsul」日本語タイトル「フェイクの親子」についてご紹介したいと思います!
映画情報
- 出演:ハレド・サレー、ガーダ・アデル、アフマド・エル・サッカ
- 公開:2011
- 時間:1時間 54分
- ジャンル:犯罪サスペンス
あらすじ
謎すぎる「エジプト映画」の正体
みなさん、「エジプト映画」は見たことありますか?
「インド映画」「フランス映画」「韓国映画」・・・洋画はたくさんありますが、その選択肢に「エジプト映画」が上がってくることは少ないと思います。
私も、この映画ではじめてエジプト映画を見ました。
ほかにも何本か見ていますが、すべてに言えるのが
「明るくて陽気で悪い言い方をすると自己中な主人公」(笑)
これはエジプトの国民性や性格も出ているのかなと思います。
2011年製作とは思えない、生活風景
この映画では、出所した主人公がインターネットを使うシーンがあります。
分厚いパソコンに、インターネットを知らない主人公。
ITとかけ離れている姿が衝撃でした。発展途上国である2011年のエジプトの姿はこういう生活なのかと思いました。
スマホやタブレットといったデバイスも出てきませんでした。
宗教柄に特化したブラックジョーク
この映画のキーポイントとなる部分で、宗教柄にかかわる部分が出てきます。
(詳細をこちらのブログで書くのは控えます)
これをみるエジプトの人は、その部分でどういう反応するのか個人的に気になりました。
全体的な感想
一言でいうと、
「とにかく陽気で、伝えたいことが詰まりすぎ!」
いわゆる、シリアスなシーンや間を持たせるシーンというのは印象的になく、陽気なシーンや話の展開や切り替えしがわかりやすく、伝えたいことが率直に伝わります(笑)
なので、深読みや考察など考えなくて済むような作品でした!
ラストは余韻もなく高速で畳みかけてくるのでお見逃しなく!
変わった映画を見たい方にお勧めしたい1本
エジプト映画というのは、見るきっかけがないと見ないと思います。
この記事を読んだきっかけにぜひ視聴いただきたい、そんな1本です。
きっと見終わったころ(見ている間でも)には「エジプトはどういう国なのか」という興味いっぱいになっていると思います(笑)
ぜひ気になった方はご視聴ください!